🧘♀️吉川めいのMindfulness Tips
何十年も続けてきた思考のパターンをやめようとする時、心の中が混乱することがあります。そして、「じゃあ、どうすればいいの?」と次の手段を探して、マインドが穴埋めをしたがります。
こんな時、純粋に「そんな状況の自分さえも観る」ということが重要となります。古くからのパターンにしがみつきたい自分。逆に押しのけたい自分のことも観察し、ニュートラルな状態でいることです。
今日ご紹介するのは、ニュートラルを確立させることに役立つセドナメソッドという方法。
例えば、心の中に不幸せな事ばかりを探してしまうパターンがあったとします。それをどうやってマインドフルに観ていくかを、セドナメゾットのスタイルで見てみましょう。
①あなたの心の中の「物語」を知る、観る。
心の声が、ナレーターのようにあなたの中で言い続けている物語 (〇〇がないから私は幸せになれてないんだ…etc.)を明確にします。これに「かぎかっこ」を付けて、自分と切り離した物語のように捉え、「私の中にこんな物語があったんだ」と認知をします。
②次に、不幸せな事を探すというパターンを直したいと思っている自分がいることも認識する。
③ 最後に①②どちらの状態でも、意識の矢印は自分自身にばかり向かっている、「私(ME)」ばかりの状態であることに気づく。
物語も、修正したい気持ちも、自分中心ばかりだった、ということに気づきましょう。
自分中心で「我」が強かったということに気がつくと、今までなんでこんなに固執していたんだろうと思い始めるようになり、自然と緩み、ニュートラルになれる感覚が芽生えると思います。
🧘♀️今週のMindfulness Exercise
「私」の物語を明確にして、それに固執している自分も、逆に修正しようと必死に反発している自分も、クリアに観てみましょう。それらはどちらも有効な選択ではあるけれど、それを観た上でどちらでもない「ニュートラル」を選ぶことができますか?試してみてください。