無視すべきものとそうでないものの区別

無視すべきものとそうでないものの区別

🧘‍♀️吉川めいのMindfulness Tips

「私、上司のガミガミが全く気にならなくなりました。」

キャリアウーマンSさんは瞑想とマインドフルネス生活を始めてからの変化について言いました。なんとも、口のキツイ上司のいる職場で以前は耐えられないほど心が影響を受けてしまっていたそうなのですが、マインドフルネスのすべを身につけていく中で「右耳から左耳へスルーする感覚」を得たそうです。

「え?人の意見を無視していいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、無視していいんです。


イスラム神学スーフィズムの詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーは

「知ることとはアートであり、それにおいて“何を無視すべきか”を知ることである」

という名言を残したほど。


となると、「無視すべきものとそうでないものの区別」がつけられるようになる必要がありますね。正解・不正解を越えた「区別と見極め(サンスクリット語でViveka=ヴィヴェカ)」です。

見極めるための3つのヒントをお伝えしましょう。

①「役に立つか、立たないか」を見極める

②長期的視点で見極める

③自分の思考パターン(心の癖)を知り、見極めの基準をクリアにする


会社で大切なことを今伝えるべきか・そうではないか、と言う場面を想像してみてください。他の人間関係に置き換えていただいてもOKです。


①今、それを伝えることが相手のためになり、会社全体のためになるか?何より自分の本心のためになるのか?

②10年スパンで見たとき、今は面倒くさかったり、嫌だなと思っても、それは相手や自分にとって、将来的にプラスになることか?

③自分の思考パターンが、臆病、心配性、面倒くさがりである場合。相手に何かを伝える時、「面倒だな」「こんなこと言ってもいいのかな」という思いが出てきます。

ですがこれらは「伝えるべきか・そうではないか」の判断とは全く関係のないこと。自分の思考パターンを理解していれば、これはただの「自分の心の癖」であることに気づけます。

これらを見極めると、感情任せにならず、伝えることの恐れを感じることも減るはず。また、余計な思考に邪魔されることがなくなってきます。



🧘‍♀️今週のMindfulness Exercise

他者から自分への意見やアドバイスを直接的に受けてしまう前に、①〜③の内容を考え、「スルーする」というオプションを自分の心に与えてみましょう。

 

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