余白の中に中心を見つける

余白の中に中心を見つける

🧘‍♀️吉川めいのMindfulness Tips


現代に生きる私たちは、様々なことをたくさんこなしたいがあまり、スケジュールをパンパンにしてしまいがち。休日でさえ「休みだからあれをしなきゃ、これもしなきゃ」とスケジュールを入れてしまう人も少なくありません。でもそうすると、余白が少なすぎてギスギスしてしまいますよね。私もかつてはそうでした。

そんな時、私は古代日本とインドに共通する食事方法からヒントを得ました。それはみなさんお馴染みの「腹八分」。アーユルヴェーダでは「腹75%」と言われているそう。その内訳は: 50%食べ物、25%飲み物、そして残りの25%は余白のまま。「腹八分」というと多くの場合八分の方が注目されますが、実際はこの二分、つまり“余白を残すことの大切さ”を指している言葉なのです。

食事をしっかり消化吸収するために、この“余白”が大事な役割を果たすように、私たちのスケジュールにおいてもバランスの良い休暇の取り方(余白の時間)が、自分の本領発揮に最も大切な要素である。そう考えるようになりました。


休みの時間はぼーっとする時間や無になる時間であると意識してみることがオススメです。「やらなければならないこと」に追われるのではなく「何もしなくていい時間」をあえて作ることで、自分が自分の中心に立ち戻ります。すると、次に本当に取りたい行動は何なのかが見えやすくなるでしょう。



🧘‍♀️今週のMindfulness Exercise

余白の時間に焦点を当てること。余った時間としてでなく、むしろそれにスポットライトを当てるように大事にすること。まずは余白の予定を入れてみましょう。そして余白の時間を何もしない本当の余白の時間としてぼーっとしてみましょう。

 

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