🧘♀️吉川めいのMindfulness Tips
「それやめちゃえば?」って言われても、どうやってやめたらいいかわからない。
逆に、「早く新しい自分になりたい」って思っても、どうやって一歩を進めたらいいかわからない。
そんな時、いつまでもウジウジしてしまったり、「何かのヒントを得られたら、きっとここから抜け出せるはず」などといった盲目的な期待感のまま、答えを外に求め続けたり。そんな経験はありませんか?
もちろん、本や講座など、外からの情報にきっかけやヒントをもらうこともありますが、“停滞感”が続いている時、あなたがそこから抜け出すために必要なステップは…
「あなたが決めて、動き出すこと。」
それだけかもしれません。
最終的にはあなたを前進させてくれることはそれ以外にないのです。
全部が見えていなくても、決められる範囲で決めればいい。
これが決断の力です。
決めるということは、人間の意識と自由意志の根本的な力。
例えば、「喫煙者がタバコをやめる」のではなく、「あなたが喫煙者であることでやめる」ということです。
タバコを吸いたいという思考がまた出てきても、「あ、それは古い私のアイデンティティの癖。今の私はもう喫煙者をやめたのだった」と決断を確認するだけです。
古くから続いていた思考やアイデンティティのパターンにはそれなりの勢いがあって当たり前です。
しかし、「決めたことは決めたんだ!」という決断の固さによって、以前からのパターンの勢いすら段々と弱まり、その後、あなたのアテンション(注意力)はいたって自然な形で新たな方向へ向いていきます。
🧘♀️今週のMindfulness Exercise
何かをやめたい、あるいは始めたいと思っているなら、それを決断して実行するのはあなた以外の何者でもありません。
同じところで停滞している自分を変えたいと思う部分があるのなら、まずは「何を決めたいか」を明確にしてみましょう。そして新しい自分のアイデンティティを選んでみましょう。全ては選ぶことから始まります。