🧘♀️吉川めいのMindfulness Tips
「いい人でいよう」「いい人でいなきゃ」という思いはあなたの中にありますか?
「いい人でいよう」という思いは、至ってナチュラルな形で無意識のうちに心に根付いていることがよくあります。それは、子供の頃から自分の面倒を見てくれる親に好かれるために生まれる気持ちでもあります。
しかし、大人になってもその癖で友人や大切な人との関係において「嫌われないように相手に合わせてしまう」そんな“いい人マインド”を軸に人生を歩んでいる人が多くいます。
注目していただきたいのがここで言う “いい人” の定義です。実は自分にとっていい人でいるのではなくて、「社会や周囲の人にとって迷惑をかけない、誰かにとってのいい人である」ということ。
よく見てみると、それは自分の喜びがベースになっていません。
「相手の期待に応えられなかったらどうしよう、嫌われたらどうしよう」という、“恐れ”がベースで成り立っているのです。“いい人”には、恐れベースの生き方が染み付いてしまっていると言えるのです。
これを続けていると、どこかで必ずしわ寄せがきて、疲れてしまいます。
今回お伝えしたいのは、“いい人”を卒業したって、自分が“悪い人”になることではない、ということ。“いい人”という枠組みを外すだけで、ただ、より自然な自分に戻るだけなのです。
🧘♀️今週のMindfulness Exercise
“いい人”をやめる=あなたは“悪い人”になるわけではありません。また、突然周囲の人達からいきなり嫌われるということだってそれほどないはず。だから恐れることなく、安心して“いい人”を一歩卒業してみてはいかがでしょうか?