2005年、ヨガ歴4年くらいの頃の吉川めいが綴ったエッセイ。
みなさまは自立したセルフメンテナンスの習慣を保つことができていますか?
「先生がインドに行ってしまったとき、先生がいないとできない練習になってしまっていることに気づいて。言ってしまえば自分の練習に 依存 を感じたんですよね。先生がいない中でも日々のメンテナンスで練習していくこと次の目標になって。
家だと誘惑があるんですよ。冷蔵庫はあるわ、ベッドはあるわ、ピンポンって宅急便は来るわ。集中が保持できなかったり、スタジオなら1時間できるところを10分でもういいかなと思ってみたり。誘惑に負けてしまったりするんですよ。
でもこれって完全に心の問題じゃないですか?
それだけスタジオというスペースだったり、先生に頼っていたんだなっていう。
感謝と同時に、子供が大人になるのと同じように、スタジオや先生に頼らなくてもできるようになるということが目標だったんです。」